白老町と室蘭市の合気道団体による合気道演武交流会が9日、町本町の白老町柔剣道場で初めて開かれた。3団体から18人が参加して演武を発表し合い、各団体代表者による技法講習を受けて交流した。
白老町から10~50代の6人でつくる白老合気道(岡澤幸一代表)と、40~70代の7人による合気乃術研究会(森隆治会長)、室蘭市から50~80代の8人で活動する博心流合気柔術道(熊谷英世代表)が参加した。
開会式で合気乃術研究会の森会長(71)が「交流を自己研さんに役立てて」とあいさつ。その後、それぞれ木刀を使った独自の練習を見せたり、型の稽古の様子を披露した。
地域や教室の流儀を超えた交流を目指して企画され、白老合気道の岡澤代表(76)は「体幹の鍛え方や手首、肩の練習など参考になった」と今後の交流に期待を寄せた。