重機も感染防止に一役 マスク着用でコロナ対策PR、苫重建設の敷地内で展示

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  • 2020年5月22日
苫重建設の敷地内に展示されているマスクを着けた重機

  苫小牧市糸井の苫重建設(桜田泰清社長)は新型コロナウイルスの感染拡大防止を呼び掛けるため、敷地内の国道36号沿いにマスクを着けた重機5台を並べ、通行人やドライバーの心を和ませている。

   新型コロナの影響で、不要不急の外出自粛が求められ、とまこまい港まつりなどのイベントの中止も相次いで決まる中、子どもらに少しでも笑顔を―と桜田社長が考案した。

   マスクは幅3~4メートル。工事現場で使用する耐火シートとひもで製作した。ブルドーザー3台とキャリアダンプ2台に取り付け、4月17日から同社敷地内で展示している。

   展示は当面の間続けるが、重機は繁忙期に現場に移動するため、台数が変化することもあるという。

   本社前には立て看板を設置してうがいや手洗い、ステイホームもアピール。桜田泰己管理部長は「1日でも早く新型コロナの感染拡大が収束し、マスクを外せるようになってほしい」と話した。

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