10年後の人口10万人 第7期総合計画原案を策定 千歳市

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  • 2020年5月21日

  千歳市は2021年から向こう10年間のまちづくりの指針となる「第7期総合計画」の基本構想原案を策定した。30年の人口を10万人と設定。将来都市像を「人をつなぐ 世界をつなぐ 空のまち ちとせ」とし、幸せを感じるまち、開かれたまち、活力あふれるまちの実現を目指す。

   市総合計画は千歳市のまちづくりの最上位計画。1963年の千歳市総合建設計画を策定して以来、第6期総合計画まで6期にわたり策定してきた。

   第7期総合計画は基本構想と実施計画で構成する。基本構想は人口の将来展望、新たに国土強靱(きょうじん)の推進を盛った目指す都市像、展開方針など6章からなる。

   実施計画は基本構想を実現するための具体的な施策や事業を示すもので期間は3年間。事業の進捗(しんちょく)状況や財政状況などを踏まえ毎年見直す。

   基本構想原案の策定に当たっては、千歳市の特性を生かし持続的発展のほか、分かりやすく実効性があり、社会経済情勢の変化や多様なニーズに対応できるものとした。

   新型コロナウイルスは長期にわたる影響が想定されることから、基本構想も随時修正する。

   市は、18日開かれた市議会の第7期総合計画調査特別委員会に基本構想の原案を説明した。今後は同委員会での質疑や市民からの意見を募って7月に実施計画素案を示した後、12月の第4回定例市議会への提案を目指す。

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