政府の布マスク寄贈呼び掛け 連合苫小牧 未開封、未使用を

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  • 2020年5月21日
政府の布マスクなどの寄付を求める回収ボックス

  連合苫小牧は6月末まで、新型コロナウイルスの感染予防策として全世帯に一律2枚が配布される「布マスク」の寄贈を呼び掛けている。マスクが不要な人から未開封、未使用の状態で譲ってもらい、子どもや高齢者の施設、団体などに届ける取り組みだ。

   政府の布マスクは、先行して配った物から不良品が相次ぎ、回収や再検品をする事態となり配布が大幅に遅れた。道内では5月16日から、札幌市内の家庭に届き始めている。

   連合苫小牧は20日から、市内末広町1の事務所にマスクの回収ボックスを設置。平日午前9時~午後5時の時間帯で布マスクの他、市販のガーゼマスクや不織布マスクも受け付けている。ただし、手作りマスクは対象外としている。

   同連合に協力して立憲民主党道9区総支部と国民民主党道9区総支部も、市内の各事務所にマスクの回収ボックスを設ける予定。連合苫小牧は「本当に必要とする人に届けるために、協力をお願いしたい」と話している。問い合わせは連合苫小牧 電話0144(35)0500。

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