持続化給付金の申請支援 経済センタービルに会場 完全予約制

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2020年5月21日

  苫小牧市表町の苫小牧経済センタービルに21日、国の「持続化給付金」のサポート申請会場が設置された。新型コロナウイルスによる営業自粛などで影響を受けた中小企業や個人事業主などを対象に、完全予約制で申請作業を支援する。

   経済産業省は今月末までに全国400カ所以上の設置を予定している。希望者は同省の持続化給付金事務局のホームページか電話で事前に予約し、確定申告書の控えや売上台帳、通帳の写しなど必要書類を持参する必要がある。

   苫小牧会場は同センター5階で、設置期間は当面の間。持続化給付金申請サポート事務局北海道支部(札幌市)のスタッフ約10人が対応する。開場時間は午前9時から午後5時まで、費用は無料。申請内容の打ち込みや確認などの作業があり、1時間以上かかることもあるという。担当者は「ウェブの知識がなくてもオンライン申請できる」と利用を呼び掛ける。

   持続化給付金は、新型コロナにより売り上げが大幅に減少した中小企業や個人事業主、NPO法人などが対象。前年の売上高と比べた減少分を上限に、最大で法人に200万円、個人事業主に100万円を支給する。1日から電子申請が始まった。

   サポート申請の予約は、受付専用ダイヤル(24時間予約可能) フリーダイヤル(0120)835130、電話予約窓口(午前9時~午後6時) 電話0570(077)866。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。