新型コロナ道内1人感染1人死亡

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2020年5月19日

  道と札幌市は18日、同市の年代、性別非公表の会社員1人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。感染者数1人は、全道で感染者がゼロだった4月6日以来の低水準。居住地非公表の90代の女性が亡くなり、道内の死者は計76人となった。

   道内の感染者数は、延べ1015人(実人数1003人)。現在の患者数は319人で、16人が重症となっている。軽症者向けに札幌市内に3棟設置されている宿泊療養施設には18日午後4時現在、計47人が入所している。

   道が今月末までに「目指す姿」として示している目標値に対する18日時点の感染状況は(1)1日の新規患者数(目標10人以下)が7・0人(直近1週間の平均値)(2)1日の感染経路不明の新規患者数(同3人以下)は1・4人(同)(3)入院患者数(同250人以下)は272人―だった。

   また、道は18日までの居住振興局別の累計検査人数(道分のみ)も公表。石狩が1844人とトップで、オホーツク(983人)、釧路(548人)、上川(434人)、空知(399人)の順に多かった。胆振は360人で上から6番目。日高は98人にとどまっており最少の根室(69人)、宗谷(72人)、桧山(97人)に次いで4番目に少ない。

   札幌市の累計検査人数は、3667人だった。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。