安平町、全商工業者に10万円 あすの町議会臨時会に提案

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  • 2020年5月18日

  安平町は、新型コロナウイルスに係る経済支援策の第2弾として、売り上げなどが落ち込んでいる町内の全商工事業者に対し、これまで独自に上乗せした10万円に加え、さらに一律10万円を追加して支給する方針を固めた。町は経済対策商工事業者等支援金を加えた2020年度一般会計補正予算案を19日に開催される町議会臨時会に提案する。

   同町はすでに、道の支援金とは別に休業要請を受けた個人事業者、午後7時以降の酒類提供自粛を受けた飲食店、これらの対象になっていない飲食店事業者に一律10万円を上乗せして支援してきた。しかし、コロナウイルスの影響が町内の事業者全体に波及している状況に鑑み、さらに上乗せ支援することを決めた。

   町産業経済課によると、今回の支援は対象事業者を拡大しており、今月1日時点で町内に事業所等を構える全ての商工業者に一律10万円を支給する。さらに人の移動制限により損失が大きいホテルや旅館などの宿泊業者には30万円を追加して経済的支援を行う。

   町は町内255事業者分、宿泊業5事業者分を見ており、20年度一般会計補正予算案に2700万円を計上している。

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