新型コロナウイルス対策で、白老町教育委員会が4月1日に始めた児童生徒用の手作りマスクの募集活動が大きな反響を呼び、今月15日までに2000枚超の善意が寄せられた。
新型コロナウイルスの感染拡大でマスク不足が深刻化する中、町教委は小中学校の児童生徒用の手作りマスクの寄贈を町民に呼び掛けることにし、4月1日に募集開始。今月15日までに44個人・団体から計2168枚寄せられ、予想以上の反響となった。
感染防止で町教委は、分散登校を取り入れながら31日まで町内の小中学校の臨時休校を続けるが、再開後、児童生徒に配布し活用する。担当者は「多くの協力に感謝しています」と話す。
一方、登別市教委も4月16日から市ホームページなどを通じて市民に児童生徒用の手作りマスク作成を依頼。今月15日までに20個人・団体から1015枚の寄贈があったという。