札幌

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年5月16日

 高く澄み切った青空と白い雪の似合う、爽やかな大地。北海道にはそんな印象が強い。とりわけ5月は、「江差追分」に「江戸にもない」と歌われた。

 札幌のアイヌ語の語原は「乾いた(サツ)大きな(ポロ)大地」との説が有力だ。しかし、草風館「アイヌ語地名の研究」で著者の山田秀三さんは「旅行客から意味をよく聞かれるが『はっきり分からないんですよ』と返事をする」と書き、古地図や諸説を説明している。サッテク、サツテホロ、サチッポポロなどの発音もある。

 その札幌、石狩川支流域の2020年の春は、新型コロナウイルスにじゅうりんされ過去に例のない重苦しいものになっている。

 政府は14日に39県の緊急事態宣言を解除した。北海道は東京都などと共に宣言の継続が決まり、今度は「特定警戒」といういかめしい看板も付いた。道は感染者が圧倒的に多い札幌市と石狩管内を除いて、他の振興局には対策の緩和を打ち出した。鈴木知事は15日、「この週末、札幌に行かないで」との緊急メッセージを改めて発表した。北海道の政治、経済、文化の中心地である道都・札幌への、「行かないで」との呼び掛け。何度聞いてもなかなか慣れない。

 毎日夕方から夜にかけて、テレビニュースで47都道府県の、その日の感染者の増加を確かめるのが日課になった。きのうも北海道は10人。東京を1人上回った。どうなる札幌。「大丈夫かい?」(水)

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