道の休業要請16日から一部解除 市内飲食店は先行き不安も一安心、市民は自粛意識強く

  • ニュース, 主要, 新型コロナ
  • 2020年5月14日

 新型コロナウイルスの感染拡大防止策で実施していた休業要請について、鈴木直道知事が13日、石狩振興局管内を除く地域で法令対象外の施設に対する要請を16日から解除する方針を示したことで、苫小牧市内の飲食店から「客を迎えられる日が来た」と喜びの声が上がっている。一方、市民は外出自粛を続ける人が多いとみられ、経済回復には時間がかかりそうだ。

 市内花園町の居酒屋寛は、4月25日から今月15日まで自主休業中。道の方針に対し、小野寛人店主(41)は「先行きが見えず不安はあるが、お客さまを迎えられる日が来たのはうれしい」と安心した様子。ただ、外出自粛は続くため、解除までは食品ロス防止で刺し身などの生鮮品は仕入れを抑制。接客対応も「距離を空け、混雑時の人数制限も検討する」と話した。

 6歳の子どもを持つ新明町のパート従業員、山下真希さん(34)は緊急事態宣言の発令以降、子どもの外遊びを制限するなど感染予防策を徹底している。それだけに道の方針表明は「少し早い気がする」と思いを語り、コロナが落ち着くまで当面は外出回数を抑える考えだ。

 川沿町の無職、岡田ミツ子さん(87)は「飲食店や事業者のことを考えると仕方ない」と受け止める。感染者の人数は減っているものの、ウイルス流行は依然として続いている状況に「やっぱり不安はある。外出先では1カ所に長くとどまらないようにし、うがいと手洗い、マスク着用など感染予防は徹底したい」と気を引き締めた。

 市内植苗の屋外庭園施設イコロの森は4月21日から休園中だが、札幌市を中心に石狩エリアからの来園者が多いため6月からの営業再開を目指す。「石狩振興局管内が解除されなければ開園は厳しいと判断した。感染拡大防止のためにできる対応を取る」と担当者。再開予定の6月は園内の花がちょうど見頃で、「来園された方に元気になってもらえるよう準備を進めたい」と語った。

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