プレミアム付き商品券発行を 市と商議所が意見交換会

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  • 2020年5月14日
意見交換に集まった市や商議所の幹部ら

  苫小牧市と苫小牧商工会議所は13日、市役所で新型コロナウイルスの感染拡大に伴う地域経済の現状や支援の方向性を話し合う意見交換会を開いた。市、商議所の幹部ら21人が出席。商議所側からは、市内で使えるプレミアム(割り増し)付き商品券の発行を求める声などが上がった。

   非常事態を乗り切るため、市と経済界の連携を深めようと企画。一部非公開で約1時間行われた。

   商議所側からは「地域経済活性化のため、プレミアム付き商品券の発行を検討してほしい」「従業員に感染者が出た場合のガイドラインを作ってもらいたい」といった要望が出された。「地域の商店では消毒液が入手しづらい」などと現状も報告された。

   出席者によると、市が上乗せ分を負担するプレミアム付き商品券発行について、市側は「国の動きなどを注視しないと(独自では)動けない」とし、実施の有無には言及しなかったという。

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