エーワン 厚真町災害ボラセンにマスク600枚

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  • 2020年5月13日
エーワンから寄贈を受けたマスクと手紙

  全国でリラクセーション事業を展開する「エーワン」(東京)はこのほど、新型コロナウイルスの感染対策に役立ててもらおうと、厚真町災害ボランティアセンターにマスク600枚を寄贈した。

   同社は昨年、「厚真町復興応援・健康増進プロジェクト」として厚真町を定期訪問し、胆振東部地震で被災した町民に整体や足つぼのボランティア施術などでおもてなしした縁がある。現在、新型コロナウイルスの影響で職員全員が休業を余儀なくされている中、事業先の中国からマスクの提供を受け、厚真町の仮設住宅入居者に活用してもらおうと、1世帯5枚の計120セットを用意した。

   善意は郵便で届けられ、中には「1日も早く終息して、また皆さんの元気なお顔を拝見できる日を楽しみにしております」「共にこの困難を乗り越えていきましょう」という同社新千歳空港温泉のスタッフからのメッセージが添えられていたという。

   寄贈を受けたマスクは今後、仮設住宅の入居者に配布する予定。同センターを担当する町社会福祉協議会の山野下誠主幹は「厚真だけが大変な訳ではない中で、支援してくれる方々が町民を気に掛けてくれて非常にありがたい。自分たちも頑張らないと―という励みになる」と感謝の言葉を述べた。

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