新千歳 3月の入港機数は前年比84.2%減、入国旅客数は96.3%減

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  • 2020年5月11日

  函館税関千歳税関支署は、新千歳空港の3月の外国貿易機等概況をまとめた。入港機数は前年同月比84・2%減の157機、入出国旅客数は95・2%減の1万6184人と、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が顕著に表れた。

   入港機の内訳は、「外国貿易機」のうち旅客定期便が86・4%減の125機と激減した。昨年は旅客チャーター便が7機、旅客臨時便が9機、給油などが2機あったが、今年はいずれもなかった。

   貨物を搭載しない「その他の入港機」は、自家用機が33・3%減の28機、給油などは33・3%増の4機。前年同月に9機あった旅客チャーター便もなかった。

   入国者数は96・3%減の6081人、出国者数は94・2%減の1万103人だった。

   新型コロナの感染拡大に伴う外国政府の渡航制限などを受け、新千歳空港での外国機の発着が2月以降、急減。3月下旬からは、全海外路線で航空機が運航しない全休状態が続いている。

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