新型コロナウイルス感染拡大に伴う「非常事態宣言」の再延長後初めての週末、千歳市内では春の陽気に誘われ、ウオーキングやジョギング、自転車で満開のサクラ並木の千歳川流域を行き交う市民の姿が見られた。
千歳地方の9日午前11時の気温は19・7度。久々のポカポカ陽気となった。千歳川両岸の散策路沿いでは、親水空間で水遊びに興じたり、ベンチで弁当を広げたりする親子が見られたほか、連れだってウオーキングする夫婦や若者たちが休日を楽しんだ。
サクラも満開で見頃。風速5メートルを超える風で舞い上がった薄ピンクの花びらは川面を覆い、流れていった。
市内稲穂在住の70代男性は「好天で久々にウオーキングを楽しんでいる。満開のサクラも気持ちがいい。青葉公園まで足を伸ばしてみます」と笑顔で話していた。