「ゆかりのある土地で仕事をしたかった」と語るのは鈴木晶院長(51)。父親の出身地だった白老町で1998年に開業し、幅広い年齢層の地域住民の治療に当たる。
近年、診療する中で感じているのは、歯にまつわる知識を持つ人が増えていること。「昔は何本も虫歯になってから来院する人が多かったが、今は早期受診や予防検診の割合が多い。テレビなどを通じて歯の健康意識が高まっている」と話す。
大切にしているのは患者本位の診療。事前に歯の状態と治療の進め方を分かりやすく説明し、きちんと理解してもらうよう丁寧さを心掛ける。「患者さんが安心することが一番。選択肢を提供することもその一つで、希望に応じて苫小牧や札幌の歯科医院なども紹介している」という。
診療室はリラックスできるよう白を基調とし、天井は青空に雲が浮かぶ風景を取り入れた。4台ある診察台は半個室でプライベートにも配慮。それぞれに口腔外バキューム(吸引機)の設備を備え、歯の切削粉や洗浄時の水しぶきの飛散防止などに効果を上げている。
日本口腔外科学会や日本スポーツ歯科医学会などに所属。定期的に講演会や勉強会にも参加し、最新の歯科医療についても学びを深めている。
住 所…白老町川沿1の3の42
電 話…0144(82)4411
診療時間…月曜~金曜
午前9時~午後6時
(正午~午後2時は昼休み)
土日曜祝日は休診。
予約制。