道は8日、新型コロナウイルス感染防止策として求めていた休業要請に応じず、営業を再開していた道内のパチンコ店24店について、同日午後までに全店で休業を確認したと発表した。
鈴木直道知事は「道内パチンコ店の皆さまには、大変厳しい経営環境にある中、新型コロナウイルス感染症のまん延防止に向け、多大な協力を頂き心より感謝申し上げます」とコメントを出した。
道内の全パチンコ店(482店)は、道の緊急事態措置の休業要請に応じ、2日までに全店が休業。当初は6日までの予定だったが、政府の緊急事態宣言が今月末まで延長されたのに伴い、道は15日までを期間に再び休業を要請した。
これに24店が応じず7日から営業を再開。道は特措法45条に基づくより強い要請を取るための「事前通知」を7日に実施。応じない場合は店名公表に踏み切る方針だったが、8日午後5時までに実地調査を行い、24店全ての休業を確認した。