道と札幌、小樽の両市は7日、新たに14人の新型コロナウイルスの感染を確認したと発表した。クラスター(感染集団)が発生している千歳市の千歳第一病院では、入院中の90代の男女2人が陽性となり、同病院関連の感染者は43人に増えた。札幌市でもクラスターが拡大し、道内の感染者は延べ928人(実人数921人)となった。
また、7日午前、札幌市の60代男性が死亡。新型コロナウイルスによる道内の死者は47人となった。
千歳第一病院の新たな感染者については、いずれも4日に発症しており、会話可能な軽症という。札幌市では、北区の介護老人保健施設「茨戸アカシアハイツ」の80~90代男女3人の入所者の感染が判明し、同施設関連の患者は70人に。国立機構北海道がんセンター(白石区)の関連患者も20代の女性看護師が陽性となったことで、79人に増えた。
小樽市では、同居家族の男女3人(年代は非公表)の感染が判明した。
同日現在、道内で治療中の患者は487人で、うち重症は23人という。