苫小牧市は新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた道の休業要請期間延長を受け、「休業等支援金」の支給要件となる各店による感染防止対策の実施期間を6日から15日に延長する。市の独自給付の申請受け付けは予定通り7日に開始。対策期間が延長しても、給付の開始は遅れないようにする。
市の独自給付は、酒類を提供していない飲食店が「社会的距離の配慮」や「3密防止」など市が定めた感染防止対策を行うことで30万円がもらえる内容。市は7日中に市ホームページで申請書類を公表し、受け付けを始める。
市緊急経済対策室は「延長期間も対策を続ける前提で申請を受け付け、早ければ5月中旬にも給付を始めたい」としている。
なお、道の休業要請や酒類提供の時間短縮などを受け入れた事業者向けの支援金(道の給付に市が上乗せし30万円)の要件となる対策期間も6日から15日に延長。道が申請を受け付ける。
市には5日、「休業要請は延長されたがどうすればいいのか」といった支援金絡みの問い合わせが22件寄せられたという。