安平町農業再生協議会(小路健男会長)は9日、町追分公民館で「あびらオーガニックフェスタ2024」を開いた。町内外から約400人が訪れ、町産有機農産物を使った加工品の試食や試飲、ワークショップ、講演会などを通じ、安全な食や健康につながるオーガニックに理解を深めた。
今年で2回目の開催。せんべいやトマトジュースなどの試飲や試飲のほか、ワークショップでヘチマたわし作りや野菜の色素でのお絵描き、新聞紙バッグ作り、羊毛糸つむぎを行い、家族連れなどが大勢参加した。厚真町から家族で訪れた上厚真小学校1年の高橋宗汰さん(7)は「絵を描くのが楽しかった」と話す。
小路会長は「個人として33年前に新規就農し、有機農業を進めてきた。町内で受け入れられ、やっとここまで認知されるようになった」と感慨深い思いを語った。