屋内ゴルフスクール「駅ごる苫小牧」(大村和彦代表)=市木場町MEGAドン・キホーテ3階テニススクールノア苫小牧校内=がこのほど、新型コロナウイルス感染防止に役立ててほしいと苫小牧市教育委員会にマスク1000枚を寄贈した。
最新鋭のレーダー弾道測定器「TRACKMAN4」を導入し昨年10月にオープンした、JR苫小牧駅直結の同スクール。政府の緊急事態宣言を受け今月18日から休業しているが、藤浪茜アシスタントコーチが苫小牧で生まれ育った縁もあり、「苦しいときこそ地域に貢献したい」と教育現場への支援を決めた。
寄贈したマスクは、大村代表らが手指や作業場所のアルコール消毒、手袋をはめるなどした衛生対策をして2日がかりで1枚ずつ梱包(こんぽう)。手洗い、うがい、せきエチケット順守を呼び掛けるイラスト付き印刷物も同封した。市教委によると、マスクは市内の小中学校に分配される予定という。
大村代表はJGRA(全日本ゴルフ練習場連盟)プロフェッショナルメンバーで指導歴20年以上の実績を持つ。「子どもたちが一日も早く安心、安全に運動できる社会に戻ってほしい」と願っていた。