登別市 新型コロナ 女性2人が感染    

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  • 2020年4月28日

  登別市は27日、同市在住のパート職員の60代女性と30代女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2人は、22日と25日に陽性が確認された同市の60代男性と30代女性、保育園児の濃厚接触者という。今回を含め、感染者は同市で計7人を数えた。

   市によると、60代女性は3月31日、38度の発熱と咽頭痛、全身倦怠(けんたい)感の症状が出て、27日に新型コロナ感染が確認された。30代女性は今月9日、38・8度の発熱や鼻汁などの症状が表れ、同じく27日に陽性が確定した。2人は濃厚接触者で医療機関に入院しているが、軽症で会話ができる状況という。ともに海外渡航歴はなく、道は行動歴を調べている。

   今回の患者発生を受けて小笠原春一市長は、感染拡大を防止するため「市民の不要不急の外出のほか、緊急事態宣言期間の5月6日までは登別温泉など登別市への訪問を極力控えてほしい」とのコメントを出した。

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