意識と行動

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年4月21日

 マスクを取ると空気がおいしい。少し冷たく、爽やかな風にどこか開放された感じさえ覚える。人と近接した環境がない出退勤時のささやかな楽しみ。自粛生活の中で記者が実践している気分転換策の一つだ。

 何気ない私たちの暮らしは、新型コロナウイルスの流行で大きく変わった。たくさんの人でにぎわっていたショッピングモールは臨時休業し、まちの中も出歩く姿はめっきり減っている。多くの人は自宅で過ごす時間が増え、突然変わった日常生活に強いストレスを感じているかもしれない。いつまで続くのか―。そんな不安にかられている人も多いだろう。

 苫小牧市内の医療機関を取材する中で、「家にいることが誰かのために役立っている」という言葉を多くの医療従事者から聞いた。私たちが今できる最善策は、間違いなく誰かの命を守るための「うつさない、うつらない」というシンプルな行動だ。手洗いやうがい、せきエチケットなど基本の取り組みの励行を心掛けてほしい。

 医療の最前線では、最大限の完全防備をしていた医療従事者が感染するという事態も起こっている。多くの人の命を守るために全力で取り組む医療現場にいる人たちを支えられるのは、私たち一人一人の行動に懸かっている。

 「連休明けの1、2週間後にどうなるか、だ」。ある医療関係者はそう語る。気持ちを緩めることなく、日々を過ごしたい。(隆)

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