千歳の桜木町内会と自由ケ丘町内会の住民有志でつくる「勇舞川を守る会」(古川昌俊会長)は19日、ゆうまいの森・せせらぎ公園を流れる勇舞川にこいのぼりを揚げた。大小40匹のこいのぼりは春風を受け、勇舞の空を元気に泳いでいる。
千歳に春を告げる恒例行事は、同会が会員から寄贈されたこいのぼりを活用し、20年前から実施している。
この日は、会員30人が開花を待つつぼみを膨らませるサクラ並木がある勇舞川の両岸の木に長さ約30メートルのワイヤロープ2本を掛けた。作業は15分ほどで終了。参加者は目を細め、空を泳ぐこいのぼりを見上げた。
同会の古川会長は「新型コロナウイルスに負けず、勇舞の空を泳ぐこいのぼりを見て元気を出してほしい」と話した。5月6日まで設置され、行き交う市民の目を楽しませてくれる。