恵庭市は、市内駒場町3の旧恵庭市青少年研修センター跡地などの売却に向け、30日までサウンディング型市場調査を行っている。市は「民間事業者からの提案や意見を参考に2020年度中の売却を目指したい」としている。
同調査は、市有地の有効活用の検討に当たり、活用方法を民間事業者に広く意見や提案を求め、対話を通して市場性を把握するのが狙い。調査には▽市場性の把握(参入意向の把握)▽公募による民間事業者との対話による調査▽活用アイデアの収集▽参入しやすい公募条件の設定などのメリットや民間事業者の参入意欲を向上させる効果もあるという。
対象物件は、恵庭市駒場町3の866(6558平方メートル)と同3の867(9162平方メートル)の2筆。敷地内には現在も使用中の駒場体育館(鉄骨造り平屋建て940平方メートル、耐震改修済み)と旧恵庭市青少年研修センター(閉館中)があり、パークゴルフ場を併設する。研修センターは解体が前提、体育館は解体または再利用のいずれも可能。
第1種低層住居専用地域で、恵庭公園に隣接し土地の一体活用が可能。
同調査に参加できる事業者は、実施主体となり得る法人と法人のグループ、個人事業主もしくはそのグループ。法人や個人事業の規模や営利、非営利は問わない。
申込期限は4月24日。恵庭市のホームページからエントリーシートを取り出し、メールかファクスのほか、直接持参して提出する。
問い合わせ、申し込みは恵庭市総務部財務室管財・契約課管財担当 電話0123(33)3131内線2355。