苫小牧の小学生サッカークラブと空手道場の2団体は5日、毎年春に恒例の清掃奉仕をそれぞれ行って、市街地の道をきれいにした。
アミーゴ澄川―少年サッカー
サッカーのアミーゴ澄川は、所属児童が通う苫小牧澄川小や錦岡小周辺を中心に清掃した。
この日、同チームの選手や保護者ら約30人が参加。二手に分かれて活動し、落ちていた空き缶やプラスチック片、たばこの吸い殻などを拾っていた。
今年の作業を終えて神山三徳副主将(澄川小6年)は「ごみが意外と少なくてきれいだった」と感想を話した。福澤誠監督は「新型コロナウイルスの影響で練習ができていないが、こういった形で活動できてよかった。来年以降も続けていきたい」と話していた。
強健流空手道
NPO法人日本空手道振興会強健流空手道は5日、表町のグランドホテルニュー王子周辺で清掃活動に取り組んだ。門下生や保護者、指導者など15人が参加し、住み慣れている地域の美化に貢献した。
毎年春に実施してきた行事。柳田和弥会長はじめ参加者は火ばさみと袋を手に、ホテル駐車場や周辺道路沿いでごみを丹念に拾い集めた。
新型コロナウイルス感染防止に努めなければならない時期。山田五郎理事長は「今は非常に大変ですが、これからもできるだけ地域に貢献できる活動ができたら」と話した。澤英輝君(澄川小6年)は「今年は使ったマスクが多く落ちていた。それぞれで管理してほしい」と訴えていた。