【7】 苫小牧豊川小 岩井真二校長 豊川小がスタートでゴール

  • 勇退校長インタビュー, 特集
  • 2020年3月26日

  「学校はワクワクドキドキ『愉(たの)しむ』もの」と教育理念を語る。初めて赴任したのも豊川小、最後も同小で3年間校長を務めた。「スタートでありゴールとなった」と38年間を振り返る。

   海外の教育に興味を持ち、南アフリカの日本人学校やアメリカの補習授業校でも教員生活を送った。日本では市教育委員会で指導室長、胆振教育局で指導監も歴任。教諭・教頭として6校を経験した。

   「どんな授業をしたら子どもたちは喜ぶだろうと考え、学校に行くのが楽しみだった」と、児童たちと虫取りや生き物を飼育した思い出を語る。「担任を持つ機会があまり多くなかったのが、少し心残り」と、子どもや学校に対する深い愛情をにじませた。

   後進に対し「子どもや先生にとっても、学校は楽しむもの。それぞれが通う学校を好きになって、『最高の学校にしよう』という思いを持ち、学校生活を送ってほしい」と話した。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。