【6】 苫小牧美園小 安藤正純校長 子どもたちを主人公に

  • 勇退校長インタビュー, 特集
  • 2020年3月25日

  教職員全員で力を合わせ、児童に「努力して良かった」「楽しかった」と喜んでもらえる環境をつくりあげる。「子どもたちを主人公にし、一人一人を大切にすることを教育の柱に据えてきた」と話す。

   空知管内上砂川町出身。初任は苫小牧市立日新小で、教務と共にミニバスケットボールの指導に力を入れた。男女合わせて約100人のメンバーを先輩の教師と2人で取りまとめ、放課後に休みなく活動。「練習試合が楽しくてね」と振り返る。

   胆振管内の小学校で一般教諭、教頭と歩み、平取町立紫雲古津小で校長に就任。36年10カ月の教員人生のうち、約26年を苫小牧の小学校で過ごした。

   保護者、地域の人の力を借りながら「子育て」するのが教員の職務だと力を込める。「学校という環境を通して、一日一日を仲間と楽しく過ごしてほしい」と児童にメッセージを送る。

過去30日間の紙面が閲覧可能です。