苫小牧市内の各ゴルフ場が営業シーズンが始まった。今年から名称が変更になった北海道ドリームカントリークラブは18日、オープン。下旬から4月上旬にかけて開場ラッシュが続く各ゴルフ場ではコースやクラブハウス整備の作業が進行中。今年は新型コロナウイルス対策も講じながらの異例の幕開けを迎える。
3月中にオープンする市内のゴルフ場は北海道ゴルフ倶楽部が19日、ニドムクラシックコースが20日、樽前カントリークラブは23日、苫小牧ゴルフリゾート72エミナゴルフクラブが24日となっている。千歳空港カントリークラブは27日。4月中は苫小牧ゴルフリゾート72アイリスゴルフクラブが1日、御前水ゴルフ倶楽部が3日、北海道リバーヒルゴルフ倶楽部、北海道ブルックスカントリークラブ、桂ゴルフ倶楽部がそれぞれ4日を予定している。
北海道ドリーム―は、本来14日のオープンを予定していたが、3月上旬のまとまった降雪でいったん延期していた。営業初日、オープンを待ちわびていた愛好家たちが、笑顔で今年の初ラウンドを楽しむ姿がコースに広がった。若狭祥幸支配人も「無事オープンできてほっとしている。新型コロナウイルス流行で大変な状況だがシーズン終了まで多くの人に楽しんでほしい」と話した。
千歳空港カントリークラブではコース整備が進み、クラブハウス内の準備も本格化。
新型コロナウイルス対策の取り組みとして、同クラブはスタッフのマスク着用や消毒液の設置を進めるほか、額で計測する体温計も準備した。●【99cb】橋雅樹支配人は「精いっぱい準備を進めてきた。オープンを楽しみにしているお客さまに気持ちよくプレーしてもらいたい」と話している。
苫小牧ゴルフリゾート72では当面5月まで、ゴルフコンペが行われる際の表彰式を中止する。順位を掲示板に張り出す形だけの簡略化で協力を呼び掛ける考えだ。