全国で公演活動を行う音楽グループ、北海道歌旅座による「昭和の歌コンサート」が４月１４日午後６時半から千歳市内の北ガス文化ホール（千歳市民文化センター）で開かれる。１９４０～７０年代の歌謡曲のほか、オリジナルソング「明日」など約３０曲を披露する予定。歌旅座では「新型コロナウイルスの影響で閉塞（へいそく）感のある世の中に一筋の光を差し込むことができれば」と話している。

　 　北海道歌旅座は２００９年に旗揚げ。「ニッポン全国市町村公演」と題し、これまで１１年間で通算約１２００公演を開催。機材を積んだ２トントラックで移動し、全国約１７００市町村のうち、約４００市町村を回ってきた。

　 　メンバーは千歳市出身のメインシンガー吉田淳子さんらバンドメンバー、音響、照明映像担当者ら７人。昭和の曲を、当時の様子をスクリーンに映しながら披露するスタイルが好評で、吉田さんは「元気が出ましたと言ってくださる方がすごく多い」と話す。

　 　今年４月は千歳市のほか、広島、岡山、奈良、京都の４府県を訪れる予定。

　 　千歳での公演は午後６時開場。チケットは２５００円（前売り券２０００円）で、会場の北ガス文化ホールで購入できる。問い合わせは同ホール　電話０１２３（２６）１１５１。または歌旅座　電話０１１（６２３）６６８０。