東京台湾商工会会長が寄贈 恵庭市にマスク1万枚

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  • 2020年3月18日
善意のマスクを受け取る学童クラブ支援員(左)

  「新型コロナウイルス対策に」と、東京台湾商工会会長の陳五福氏からこのほど、マスク1万枚が恵庭市に寄贈された。農商工連携や修学旅行などの台湾招聘(しょうへい)事業を通して恵庭市と交流があり、市内の学童クラブや小中学校、市の窓口などマスクが不足する61施設に17日から配布している。

   善意は12日に到着。原田裕市長は早速、陳会長に電話で謝辞を伝えたという。マスクは8400枚を配布。1600枚は予備として保管する。

   この日、恵庭市の伊東雅彦こども未来部長が市内緑町の市民活動センター「えにあす」内のえにわ学童クラブを訪ね、支援員の多田亮介さん(26)に不織布マスク100枚を届けた。同学童クラブには53人が在籍し、毎日25~30人の子供たちが過ごしている。

   多田さんは「(マスクは)入手しづらいので助かります。支援員や体調を崩した子供のために活用したい」と話した。

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