日米共同訓練参加の輸送機オスプレイ 市街地飛行回避要請へ―千歳市長

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  • 2020年3月12日

  千歳市議会第1回定例会は11日も本会議を開いて代表質問と一般質問を行った。山口幸太郎市長は、同市の改訂人口ビジョンに明記する毎年150人の社会増に関し、「新千歳空港の活況や民間委託による好影響だけでなく、活発な企業活動、自衛隊体制の維持・強化、学園都市の形成、住宅を取得できる環境の充実が重要」との考えを示し、「人口の定着と転入者の増加で持続を目指す」と述べた。

   また、1月22日から2月8日に北海道大演習場で実施の日米共同訓練に参加した米国海兵隊の輸送機オスプレイが、航空自衛隊千歳基地離着陸時に市街地の一部上空を飛行したか確認を求める質問に、市長は「安全な飛行を確保するために通常自衛隊機が使用するルートを用い、市街地の一部を含む周辺を飛行したと認識している」とし、「市民生活への影響を極力低減するように国に対し、安全上やむを得ない場合を除き、市街地上空の飛行を避けるよう強く求めたい」と述べた。いずれも小林千代美氏(ちとせの未来を創る会)への答弁。

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