新冠町教育委員会主催のにいかっぷ自然産業体験クラブ「密着!漁師のお仕事体験」が2日、ひだか漁協新冠支所で開かれた。町内の小学4~6年生7人が参加し、さまざまな魚と触れ合った。
児童たちは町民センターをバスで出発し、節婦漁港へ。漁協青年部の関口隆部長の出迎えを受け、定置網船のアキアジの水揚げを見学したり、カスベ、カレイなどの説明を聞き、口や腹、ひれの違いを見分けることで雄雌を区分できることなどを教わったりした。
この後、ライフジャケットを着て係留する第18新漁丸(定置網船18トン)に乗船。沖合の定置ポイントを見て回り、漁港では操舵(そうだ)室などを見学した。
体験を終えた福田春暁君(6年)は「いろいろな魚を見ることができて、勉強になった。漁師さんの気持ちが少し理解できた」、西山●【96a6】咲さん(4年)は「アキアジは重たかった。定置漁船にまた乗りたい」と感想を話した。