道内外で新型コロナウイルス感染者増加が止まらない状況下、余波は苫小牧関係選手が出場するスポーツ大会に及んでいる。日本アイスホッケー連盟は3月4日~7日に横浜市のKOSE新横浜スケートセンターで開催予定だった「アメリカ・カナダ選抜対スマイルジャパン国際マッチ」を中止にすると発表した。
女子アイスホッケー日本代表「スマイルジャパン」の女子世界選手権(同31日~4月10日、カナダ)前の強化試合ながら、関係者の健康面を考慮しての決定となった。アイスホッケーでは3月中旬に横浜市で開催予定だった9歳以下の全日本小学生低学年選抜大会も中止になった。
千歳市で開かれた道少年柔道優勝大会は23日、出場辞退団体が続出。新型コロナに加えインフルエンザの影響も重なり、小中学の団体・個人計4部門で32チーム、29個人が参加を見送った。
苫小牧市総合体育館などで22日に開幕したバーモントカップ全日本少年フットサル大会苫小牧地区予選は、市内にウイルス感染者が出たため、23日予定の決勝トーナメントを延期した。代替日程は24日時点で未定。さらに24日予定の小学生向けバレーボール教室も中止となった。