空手道の天勇會(近藤大河代表)がこのほど、白老町虎杖浜の海岸で恒例の寒稽古を行った。未就学児から高校までの門下生7人が参加。寒風吹きすさぶなか、一年の活躍を目指して心身を鍛えた。
左胸に道場名が刺しゅうされた白色の道着を身に着けた選手たち。約20分間、膝上まで海に浸かり、正拳突き、蹴りなどの基本稽古のほか、2人1組の組み手に励んだ。比較的穏やかな天候だった昨年とは異なり、「風も強く、より寒稽古らしい環境だった。みんな気合いを入れて頑張ってくれた」(近藤代表)という。
昨夏は待望の新入生が仲間入り。また、2年連続で全国大会出場選手を輩出するなど、小さな所帯ながら奮闘している。活動3年目に入る今年は各種大会で上位進出を目標にする。それ以上に近藤代表は「空手を通じて人間的にも強くなってほしい」と顔触れに期待していた。