冬の祭典

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年2月4日

 転勤があり、配属先の職場が変わった。毎日見詰めるパソコンの新型モニターを受領し、デスクトップの背景写真を変えた。以前は昼の空に浮かぶ三日月手前を通過する飛行機だった。

 前任地の千歳で撮影してきた写真から選んでいた一枚をこの際、支笏湖にしてみた。温泉街の岸辺から湖面を入れ、雪に覆われた樽前山(1041メートル)と風不死岳(1102メートル)をあおぐ構図で気に入っている。

 約6年ぶりに戻った苫小牧で2日、第54回とまこまいスケートまつり(実行委員会主催)が閉幕した。プラスの気温となった春のような午後、メイン会場の中央公園内を少しぶらぶらしてみた。

 ステージ上では、ビンゴゲームの抽選が行われ、司会者たちのにぎやかな声が響きわたった。そり滑りの雪山やスケートボブスレーで大勢の子供たちが遊ぶ様子が見られ、昼下がりとあって名物「しばれ焼き」のドラム缶こんろ一帯は大にぎわい。以前住んだ時期にも親しんだイベントだが、まちは依然として元気と確かめた。

 山の向こうの湖畔では、千歳・支笏湖氷濤まつりが16日まで続開中。制作者が「近年でまれな透明度」という氷像が美しい42回目の祭典は先月24日開幕。苫小牧と湖を結んだ往年の鉄道の博物館「王子軽便鉄道ミュージアム・山線湖畔驛(えき)」も、まつりに機をそろえオープン。ぜひ一走りドライブへ。いかがでしょう。(谷)

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