一度食べたら病みつきに 白老 レストハウス アンゼリカ アンゼリカカレー

  • ニュース, 当店のいっぴん
  • 2020年2月3日
じっくり煮込んで仕上げる、こだわりの「アンゼリカカレー」
じっくり煮込んで仕上げる、こだわりの「アンゼリカカレー」
心が和む雰囲気の店内
心が和む雰囲気の店内

 白老町の大町商店街で1984年にオープンし、店主の松澤正幸さん(70)と紀子さん(67)が二人三脚で営む。カウンターとテーブル席を備えた店内は、昭和の懐かしい喫茶店の雰囲気。壁に飾られた地元写真愛好家の作品が目を引く。

 長年地元の人々から愛されてきたメニューは、「アンゼリカカレー」(税込み1000円)。同店自慢のポークカレーで、食後にアイスも付く。

 カレーを仕上げるまでのこだわりがすごい。水にタマネギやニンジン、ニンニク、ショウガなどの野菜とフルーツ類を入れて加熱し、じっくり煮込むこと1週間。とろとろになったところでスパイスの利いたルーを投入し、1日数時間ひたすらかき混ぜて、さらに1週間。寸胴鍋を火に掛け、冷ます作業を繰り返すことで「奥深い味わいになります」と職人気質の松澤さん。

 シンプルながらも、一度口にすれば、スプーンが止まらなくなる。町を離れても、ふるさとの味が忘れられず、帰省の際に立ち寄って注文する人もいるという。チキンカツカレーや豚ロースカツカレーなども提供している。

 「お客さんに喜ばれる、それが料理人としてのモットー。体が続く限り、店を続けていきます」と言う。

 白老町大町3の2の7。営業時間は午前10時から午後8時まで(オーダーストップは午後7時20分)。定休日は日曜日。電話0144(82)5182。

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