少年野球の「全日本選抜小学生野球選手権淡路島大会」(2月8~9日、兵庫県淡路市)に出場する苫小牧選抜の選手や関係者が24日、苫小牧市役所を訪れ、岩倉博文市長に初の大舞台へ向けて抱負などを語った。
訪問したのは選抜チームを率いる石川将一監督(沼ノ端スポーツ少年団)をはじめとした選手、コーチら25人。苫小牧選抜は、昨秋から冬にかけて開催された「北海道学童軟式野球都市対抗戦~EZO CITY THE BATTLE2019~」に出場。11月に上川管内東川町で行われた1次予選、2次予選、準決勝を勝ち進み、12月の決勝では札幌コミュニティドーム(つどーむ)で札幌選抜と激突。7―0のコールドで快勝し、全国大会の切符を勝ち取った。
選手たちは岩倉市長から今大会の抱負を聞かれると、「いっぱい打って活躍したい」などと自信に満ちた力強い言葉が相次いだ。岩倉市長は「全国には強いチームは多いと思うが、とにかく目いっぱい楽しんで頑張ってほしい」とエールを送った。
福澤旬主将(沼ノ端ジェッツ)は「チームの状態もとてもいいし、みんなはつらつと練習できている。上位を目指しチーム一丸となってやる」と意気込んだ。
同席していた市スポーツ少年団野球部会の金沢俊会長は「選手たちの表情がいきいきしている。この時期に野球ができるのはなかなかないこと。元気良く全力プレーで戦ってきてほしい」と大舞台での躍動に期待を述べた。