新モータリゼーション

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年1月23日

 近未来の車が並ぶ景色は壮観だった。今月17日から3日間、国内外の自動車メーカーや関連企業がブースを並べた札幌モーターショー2020。最終日に多くの人で混雑する中、各ブースを歩いた。関心が集まったのは自動運転車。運転席もなく小さな部屋のようなスペースにいるだけで、目的地に運んでくれるという。次世代モータリゼーションの波は足元まで迫り、生活に浸透するのはもうすぐ。アナログ世代としてはハンドルを握ったり、ブレーキやアクセルを踏んだりと、操作する楽しさがないのは寂しい。だが、交通事故で命を奪われたり、傷つく人の多さを思うと、自動運転車の早期普及は待ったなしだ。

 モーターショーの会場には道内の企業や学校、団体などが出展した北海道自動車産業ゾーンもあった。道内最大のものづくり会社であるトヨタ自動車北海道をはじめ、世界で活躍するダイナックス、アイシン北海道など地域を代表する企業が出展。多くの担当者が「2年前の前回よりも立ち寄る人が多い」と話し、道内企業に対する関心の高まりを実感していた。

 自動車業界は100年に1度の大変革時代に入ったと言われ、大きく様変わりしている。道内では部品を中心とする関連会社の生産拠点が増え、AI(人工知能)などの最新技術を駆使した官民連携による冬道自動走行の技術開発も進む。北の大地で次はどんなことが始まるのか。胸が躍る。(隆)

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