錦戸電気カップ争奪フットサル大会兼2019苫小牧地区U11サッカーリーグin北海道は19日、新ひだか町で決勝トーナメントを行った。沼ノ端レグルスFCがエルソーレに3―0で勝ち、栄冠を手にした。
11月に開幕した同大会には苫小牧地区の24チームが参加。4ブロックで予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントに進んだ。
沼ノ端は1回戦で浦河に3―1で勝利すると、2回戦ではクリアールに6―2で快勝。決勝はエルソーレに3―0で完封勝ちを収め、頂点に立った。
最優秀選手賞は加藤瑠生(沼ノ端レグルスFC)、敢闘賞は高田悠斗(エルソーレ)がそれぞれ獲得した。
また、苫小牧緑小学校体育館では予選リーグ下位チームによる二つの交流トーナメントも行われ、エルボノスと中央がそれぞれ優勝した。
▽決勝 沼ノ端3―0エルソーレ
▽準決勝 沼ノ端6―2クリアール、エルソーレ4―2高静
▽1回戦 沼ノ端3―1浦河、クリアール3―1北星、エルソーレ3―1北光、高静4―1日新
― 最優秀選手賞 加藤瑠生 沼ノ端 決勝で相手を圧倒
決勝戦で相手を圧倒して栄冠を手にした沼ノ端レグルスFC。シュートを重ねて攻め続けた結果、3―0と相手の攻撃を寄せ付けない試合を展開した。松本智司監督は「昨年から走り込んできた。走り続けるスタミナがチームを強くした」と胸を張った。
決勝で2得点を挙げ、最優秀選手賞に輝いた加藤瑠生がエース級の活躍を見せた。相手ディフェンスにできたスペースを見つけてドリブル突破。先制点は自分の足でゴールに詰めて奪った。
加藤は「監督に『どんどん打っていけ』と指示があったので、積極的にシュートを打った。得点につながってよかった」と語った。
松本監督は「加藤は身体能力が高く突破力もある。思い切りのいいプレーも強み」と太鼓判を押す。来季のU12カテゴリーでも目の離せない存在となりそうだ。