鵡川書道連盟(佐々木俊一会長)が主催する年明け恒例の新春書き初め大会が11日、むかわ町の道の駅「四季の館」で開かれた。幼児から一般までの28人の参加者がそれぞれ力強く筆を振るい、個性に富んだ作品を完成させた。
町と町教育委員会、町文化協会が後援。お題は新年に合わせて「おとし玉」(小学3年生)や「七草がゆ」(同4年生)、新時代や東京五輪にちなんで「若人の力」(同5年生)、「令和の夢」(同6年生)、「世界の祭典」(中学2年生)など学年別に設定した。
参加者は一文字一文字、時間を掛けながら集中した表情で半紙に向き合い、それぞれが納得のいく力作を書き上げた。佐々木会長は「一つの文字の中でどこに力を入れるかを追求していくのが書道の面白み。一年のスタートに値する意欲的な作品が多い」と評価し、審査員と共にむかわ町長賞などを決定した。
この日、参加者が提出した全作品は18日まで四季の館内ロビーに展示。その後、町内のAコープセレスに場所を変え、1週間ほど飾られる予定となっている。
入賞者は次の通り(敬称略)。
【むかわ町長賞】小金澤朱里(中学3年)【むかわ町教育長賞】大橋彩花(小学5年)【むかわ町文化協会長賞】船橋虎太郎(同3年)【鵡川書道連盟会長賞】小林侑依(同1年)【金賞】▽小学1年=小林萌依▽同2年=高橋彩乃▽同3年=小林魁星▽同4年=小金澤果央▽同6年=森上葵▽中学1年=菅原佑真▽同2年=大塚悠来、森上楓、北村彩心▽同3年=大橋美優▽高校1年=池田凜、奥野莉緒