白老町の成人式が12日、町コミュニティーセンターで開かれた。華やかな振り袖や真新しいスーツに身を包んだ新成人が、大人の自覚を胸に新たな一歩を踏み出した。
同町の新成人は男性58人、女性70人の計128人。このうち107人が式に臨んだ。
式辞で戸田安彦町長は「白老のまちづくりに主体的に関わり、郷土を発信していただきたい」と若い力に期待を寄せ、町議会の松田謙吾議長は「希望の未来を自らの手で切り開いてほしい」と激励した。
引き続き、新成人を代表して木村秀則さんと宮田樹莉亜さんが「感謝の気持ちと、白老で生まれ育った誇りを胸にこれからの人生を歩んでいきたい」と誓いの言葉を述べた。
この後、中学時代の担任教諭による祝福メッセージを収めたビデオが上映され、大型スクリーンに映し出された懐かしい恩師の姿に目を細める出席者も。式典後のロビーでは、旧友との再会を喜び合う光景も広がった。