白老町は10日、消防出初め式を白老コミュニティーセンターで開いた。センター前での観覧式では、消防職員や消防団員ら約130人が分列行進を披露し、安全安心のまちづくりへの決意を示した。
戸田安彦町長をはじめ町の関係者が集まった観覧式では、消防職員らが消防車両を使った一斉放水も披露。この後、コミセン内に会場を移して式典を開催。日本ウッドワークス北海道に消防協力者表彰、消防分団で長年活躍した部長や班長、団員らに北海道知事表彰や日本消防協会表彰などを贈った。
あいさつで戸田町長は国内で多発する自然災害に触れ、「地域の防災力強化に向けて一層ご尽力していただきたい」と述べ、関係者の防災活動に期待を寄せた。
会場のロビーでは、消防署や消防団の活動を写真で伝えるパネル展も開いた。