厚真町の冬の一大スポーツイベント「あつま国際雪上3本引き大会」(19日、かしわ公園野球場=同町本郷)の組み合わせ抽選会が9日、町商工会館であった。大会実行委員会のメンバーが立ち会い、出場60チームの対戦カードが決まった。
競技は1ブロック3チームによる予選リーグを行い、上位2チームが決勝トーナメントに進出。予選は20ブロックに分かれており、抽選は池川徹実行委員長がチーム名が書かれた紙を箱に入れた後、Aブロックから1枚ずつ引いていった。
その結果、大会3連覇中の苫小牧アームレスリングチーム「パンプアップ塾」と、昨年準優勝の「苫小牧P―フォース」が予選でいきなり激突。3チームが参戦する「鵡川球謝&鵡川高校野球部」のAチームとCチームも予選でぶつかることになり、早々から白熱の戦いが見られそうだ。
雪上3本引きは、厚真町発祥の冬のオリジナルスポーツ。13回目を迎える今大会は、地元の厚真をはじめ、札幌市や苫小牧市、千歳市などから新規23チームを含む60チーム総勢約1000人がエントリーしている。池川実行委員長は「一度見たら参加したくなる、見ていても楽しい競技」とアピール。また例年より少雪のため、会場の足元は泥がはねる状態も予想されることから「汚れてもいい格好で」の来場を呼び掛けている。
抽選の様子と結果は録画されており、大会ホームページで見ることができる。