安平町の2020年町民新年交礼会が8日夜、安平町の追分ふれあいセンターいぶきで開かれた。町職員や商工会、農協関係者など約140人が出席。新たな年を祝うとともに、一昨年の胆振東部地震からの着実な復興、まちの発展を祈りながら親睦を深めた。
町や商工会などで構成する実行委員会が主催。実行委員長となる及川秀一郎町長は、震災で校舎が壊れ、現在仮設校舎の早来中学校再建の進捗(しんちょく)や、昨年春のオープンから年明け時点で来場者数80万人を突破した道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」の今後について、また町内で申請のあった公費解体が残り8件となり、今月いっぱいでめどが立ったことなどを報告。「安平力を結集し、未来につながる復興を」と結束を呼び掛けた。
この後、出席はかなわなかったものの、五輪相兼女性活躍担当相に昨年9月就任した橋本聖子参院議員から寄せられたメッセージなどを紹介。祝杯を挙げ、参加者それぞれが一年の飛躍を誓い合った。