全国準優勝に貢献・吉田美玲(泉野小6年)―西日本選抜女子学童野球大会

  • スポーツ, 野球
  • 2020年1月11日
全試合で4番に座り準優勝に貢献した泉野の吉田(提供)

 苫小牧市内の少年野球チーム、泉野イーグルスに所属する吉田美玲(泉野小6年)は昨年12月21、22日に岡山県倉敷市で開催された「第11回西日本選抜女子学童野球岡山大会」にスノーホワイト(北海道)選抜として出場し、準優勝に貢献した。小学生生活最後の試合を振り返り「自分の中で思い切ったプレーができたと思う」とすがすがしい表情で話した。

 大会は全国各地から小学生の女子単独や選抜された17チームが参加。トーナメント戦を繰り広げた。スノーホワイト選抜は選手のセレクションに全道各地の小学女子野球選手38人が参加し、18人の精鋭が選ばれており、大会3連覇を懸けての出場だった。

 大会前は「自分の中で選ばれたのは本当に信じられないという気持ちだった」と謙遜していた吉田だが、本番では高い打撃センスを買われて決勝までの全試合で4番を務めた。チームは2回戦から登場。2回戦の三重高虎ガールズ、3回戦の徳島スパイシーエンジェルス、準決勝の福井ダイヤモンドガールズJr.を下し、順当に決勝に勝ち進んだ。吉田は勝負強い打撃で好機を生かす活躍を見せた。

 ただ地元岡山レインボーガールズとの決勝の大一番は、序盤から相手打線の猛攻に押された。1―6で迎えた最終回で、先頭打者が二塁打で出塁するも次打者の打球が遊撃へのライナーとなり、結果的に二塁走者が併殺に。後がない2死の場面で打順の回ってきた吉田が思い切り振り抜いた打球は、外野手の頭を越えて三塁打となった。得点にはつながらなかったものの「自分としても良い打球が打てたと思うし、4番としてあの場面で終わらなかったというのも良かった。打撃に自信を持てた大会になった」と語った。

 泉野の桑村直樹監督は「全試合で4番を打って頑張った。これからも仲間と共に楽しんで野球に打ち込んでもらえれば」とエールを送る。

 今後は女子軟式野球チームの苫小牧ガイラルディア入団を視野に入れる吉田。次のステージでも活躍が注目される。「この経験を生かし、今までよりもたくさん準備と練習を重ね、スタメンで活躍したい」と抱負を語った。

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