見極め

  • ニュース, 夕刊時評
  • 2020年1月9日

 「一年の計は金杯から」と例年、おみくじ的感覚で投票するファンも多いレースだ。2020年の中央競馬が開幕した5日に行われた重賞の中山金杯と京都金杯。共に出走馬にできるだけ平等に勝てるチャンスを与えるため実績などを考慮して斤量(負担重量)を調整するハンデ戦だが、実際は重いハンデを課された馬の方がよく走ったりし、順当な流れにならないから競馬は難しい。今回も1番人気の馬は中山が7着に沈み、京都もブービー17着に終わった。理由は馬場か枠順か、それとも実力か。

 さて、東京五輪の卓球は団体戦要員となる3人目の代表選手に世界ランキングで男女それぞれ日本勢3番手の選手が順当に選ばれた。2人ともやれることをやってつかみ取った価値ある出場枠。応援したい。

 順当決着を見込んでも、環境の急変で思うようにいかないのも世の常。政局は衆院選の時期が焦点だが、憲法改正を宿願とする安倍晋三首相は解散権を行使するのか。「いつ解散があってもおかしくない」と言われていた中、カジノを含む統合型リゾート(IR)事業に絡む汚職事件や「桜を見る会」をめぐる問題が浮上。夏には東京五輪を控え、Xデーは秋以降が有力視される。野党は合流協議を加速。反転攻勢へ与野党による水面下の見極め作業が続く。来たるべき日に備え、選ぶ側も将来を見据えた慎重な吟味が求められている。(輝)

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