むかわ町は6日、新年の仕事始めに当たって竹中喜之町長が職員に訓示した。本庁舎に集まった主幹以上の職員約20人に対し、「この試練の道を乗り越えたら、希望の日が必ずやってくる。むかわ版復興ロード、ビクトリーロードを進めたい」と呼び掛けた。
竹中町長は冒頭、一昨年の胆振東部地震を経て「復旧から復興への具現化、推進元年になる」とあいさつ。厚真、安平と合わせた3町でいち早く策定した復興計画をまちづくり、地方創生と融合させながら進めていく方針を示した。
まちづくりでは、ハドロサウルス科の恐竜全身骨格化石「むかわ竜」(通称=学名カムイサウルス・ジャポニクス)が「新たな物語を歩もうとしている」と説明。この他にも「あらゆる機会を通して、支援していただいている大勢の方にその時々のむかわ町を見ていただきたい」と話した。