白老手打ちそばの会(宮武美智子会長)による「年越しそば教室」が21日、白老コミュニティーセンターで開かれた。参加した町民7人は、そばの打ち方を学び、年の瀬ムードを味わった。
縁起を担いでそばを食べる風習がある大みそかに向け、同会が初心者を対象に企画した教室。白老コミセンの調理室にエプロン姿で集まった参加者は、同会のメンバーの指導を受けながら、そば打ちに挑んだ。
参加者はそば粉に水を加えてこね、麺棒で生地を延ばし、専用の包丁で麺に仕上げるなど、手打ちの一連の手順を体験。水加減、力加減に苦心しながらも、次第にこつをつかみ、初めてのそば作りを楽しんだ。
受講した同町萩野の女性(61)は「そば打ち道具を持っているけれど、一度も使ったことがなかった。今年の大みそかは自分で打ったそばを味わおうと思っています」と笑顔を見せた。