穂別高校ボランティア同好会と図書局による「クリスマスハンドベル演奏会」が21日、むかわ町の穂別図書館で開かれた。同好会メンバーのハンドベル演奏と図書局員による読み聞かせのコラボステージで、地域の子どもたちにクリスマスプレゼントを届けた。
子どもたちに音楽や本など文化や芸術に目を向けるきっかけにしてもらおうと、地元高校生が考案して行っている地域でのイベント。昨年は9月の胆振東部地震で図書館が被災し、休館となったため、2年ぶりの開催となった。
当日は地域の幼児とその保護者ら約30人が来館。同好会メンバーによる「さんぽ」「ジングルベル」「あわてんぼうのサンタクロース」の演奏と、図書局員による絵本の読み聞かせを展開。高校生の心温まるパフォーマンスで子どもたちを楽しませた。
図書局の局長で3年の池田椋汰君(17)は「図書局長として最後のイベントが大成功に終わってよかった。後輩たちに引き継いでもらいたい」と充実した表情を浮かべていた。