中学年代のJFA第25回全日本U―15フットサル選手権大会(来年1月11~13日、三重県)に北海道代表として出場するASC北海道所属の藏重快君(15)=厚真中学校3年=が20日、厚真町役場を表敬訪問し、全国大会に向け宮坂尚市朗町長に意気込みを語った。
ASC北海道は苫小牧地区予選に続き、室蘭、函館地区を加えた道南ブロック予選でも1位となり、今月7、8日に江別市で開かれた全道大会に進出。16チームで競った道大会では並み居る強豪を退けて準優勝となり、上位2チームに与えられる全国切符をつかんだ。
藏重君は球出しなどでリズムをつくるプレーが持ち味。状況判断などに優れ、チームの3年ぶり全国大会出場に貢献した。
大会は全国各地域の予選を勝ち抜いた16チームが出場。4組に分かれて予選リーグを行い、各組の1位が決勝トーナメントに進む。ASCは2016、17年と2年連続で準優勝を飾っており、今大会では悲願の日本一を目指す。藏重君は「状況判断を素早くして、点数につなげるプレーをしたい。チームとしての目標は優勝です」と決意を新たにしていた。
ASCには藏重君のほか、厚南中学校3年の大山樹君(15)も所属している。